佐伯祐三は、東京美術学校在学中の大正9年に、銀座の象牙美術商の娘、池田米子と結婚し、翌大正10年に洋画家中村彝のアトリエにも程近い中落合2丁目4 番にアトリエ付き住宅を新築しました。
この地で佐伯が生活し、創作活動をしたのは、米子夫人と長女彌智子と共に、フランスに向かう大 正12年までと、大正15年に帰国し、再びフランスに渡る昭和2年までの合わせて4年余りです 。
現在も 、当時のままの敷地に、大正期のアトリエ建築を今に伝える建物が残されている貴重な場所です。
このアトリエを新宿区立佐伯祐三アトリエ記念館として整備・公開しています。
新宿西出口から関東バスで聖母病院前でおりたら徒歩2分のところにあります。
実際の作品はほとんどありませんがビデオとパネルで紹介されています。落着きのある記念館です。
佐伯祐三アトリエ記念館入口
下落合風景(テニス)
記念館事務所/p>
佐伯祐三夫人・佐伯米子(洋画家)
佐伯祐三アトリエから