花の性
<樹木の花の性>
雌花と雄花は同じ花の場合もあれば、別の花である場合もある。また、株自身も別の場合があるという。さらにこれらが雑居している場合もあるというから樹木も複雑である。これらのことを植物図鑑を参考にして整理してみた。
1.雌雄同株(しゆうどうしゅ)・・・同花と異花
一つの株に雌花と雄花をつけること。マツ・ウリ科の植物、カキ・クリなど。
@同花(どうか):一つの株に同性花(一つの花に雌しべがと雄しべがある花)をつけること。
A異花:一つの株に単性花(雌花と雄花)をつけること
2.雌雄異株(しゆういしゅ)
雌花をつける株と雄花をつける株の区別があること。イチョウ・ソテツ・アサなど。雌雄別株。
3.雌雄雑居性(しゆうざっきょせい)
両性花と単性花(雄花と雌花、またはいずれか)が、一つの株に雑居していること。
両性花+雌花+雄花、両性花+雌花、両性花+雌花、両性花+雄花