木本(木、樹木)と草本(草)
種子植物、シダ植物の器官内部を貫く条束状の組織系(維管束)が、太らず木部が発達しないものを草本植物(草)といい、その反対のものを木本植物(木、樹木)とう。
木本植物は多年性で,伸長成長が長年にわたり、樹皮の内側に形成層をもっていて肥大成長を行い幹を太らせることが出来る。
裸子植物(針葉樹類がほとんどを占める)はすべて木本性であり、被子植物のうち双子葉類には木本性のものと草本性のものがあり多様化している。単子葉類(タケ,ヤシ等)では形成層ができないか、形成層の活動が貧弱なことが多くほとんど草本性。
●木本(もくほん)
木、樹木
年輪ができる植物。茎が肥大成長する植物。
死んだ細胞で支持されている植物。
●草本(そうほん)
草
年輪が出来ない植物。茎が肥大成長しない植物。